個性多様性を尊重した組織づくり

当社は多種多様な労働形態を提供し従業員の働きやすい環境を整えています。また、当社独自の作業工程に関する統一ルール(SGL STANDARD※)を全国に水平展開させることで、安全・働き方・効率に配慮した事業を展開しています。

※ SGL STANDARD:全国の物流センターの安全や品質を平準化するための作業工程に関する当社独自のルール。マテハンの管理や使用方法の統一化により労働災害を未然に防ぐのはもちろんのこと、センター運営や掲示物に関しても統一することで属人化を防ぎ、効率的な運営を実現しています。

labor practices 労働慣行

健康経営優良法人に認定

2020年に、当社は経済産業省と日本健康会議が共同で認定する「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に選出されました。これは、地域の健康課題に即した取り組みや本健康会議が進める健康増進活動をもとに、従業員の健康に特に配慮した経営を実践している法人を顕彰するものです。

2020年より5年連続で「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)に認定されました。

【健康推進活動】

・重症化予防に向けた保険指導の実施

健康保険組合の保健師による医療機関への受診勧奨、服薬確認、専門医の紹介、面談実施。

・ワークライフバランスへの取り組み

仕事と生活の調和を図るべく、年次有給休暇を計画的に取得する施策として、年次有給休暇付与日数20日以上の正社員を対象に長期休暇の取得を促進する休暇制度を継続。

・エンゲージメント向上への取り組み

職場の活性化、心理的安全性の高い職場の実現に向け、すべての事業場で責任者が「ハラスメント撲滅宣言」を掲示するほか、ハラスメント撲滅をテーマに従業員およ及び人事部門参加型のディスカッションを実施。また、次の施策展開のため従業員の意識変化の兆候を把握すべく、パルスサーベイを実施。

健康経営優良法人2024

労働災害低減への取り組み

当社では、2018年より独自の統一ルール「SGL STANDARD」を定めて、安全・働き方・効率に配慮した事業を展開しています。これを基に定期的に当社物流センター内で検査・確認を実施し、従業員が安全にそして効率的に働ける職場環境を創出しています。

diversity & inclusion ダイバーシティ・エクイティ
&インクルージョン

厚生労働省のえるぼし
三ツ星を獲得

厚生労働省のえるぼし三ツ星を獲得

2019年、厚生労働省が女性活躍推進法に基づき認定を行う「えるぼし」の最高段階である「三ツ星」を取得しました。これは、女性が能力を発揮しやすい職場環境かを判断する5つの認定基準全てを満たした際に認定されるものです。
各種研修や育児・介護休業の取得促進といった施策を実施し、従業員の働く環境を整備してます。

厚生労働省のえるぼし三ツ星を獲得

女性トップリーダー
育成プログラム

2019年より、新たな視野・知見・意欲を獲得し、上位職を目指す女性管理職の拡大につなげるため、「女性トップリーダー育成プログラム」を開始。講師には、「目指すべく理想の女性リーダー」として活躍されている株式会社ハー・ストーリィ代表取締役の日野佳恵子さんを迎え、効果的な話し方やプレゼンスキルなどの座学、キャリアパスの描き方について学んでいます。

年度 女性管理職比率
2021年度 12.4%
2022年度 14.0%
2023年度 14.8%
女性トップリーダー育成プログラム

グローバル人材の活躍

グローバル人材のキャリア形成の一環として、ワークショップを実施しています。仕事上の課題や上手くいっていること、国籍を超えて当社で働いているからこそ感じられる思いや考えについて、本人だけでなく所属長を交え共有しています。

グローバル人材の活躍

障がい者職業体験受入

毎年、近隣の特別支援学校と連携し、物流業務に触れていただくことを目的に職場体験を実施しています。この活動を通じて毎年数名の学生が入社しており、同じ特別支援学校を卒業した先輩が既に就業していることから、働きやすい環境の整備が進んでいることもあり、保護者からも安心の声をいただいています。

年度 障がい者雇用率
2021年度 2.78%
2022年度 2.86%
2023年度 2.92%