産業廃棄物の管理業務を本社に一元化
~リサイクル率の促進と回収車両の抑制を実現~
SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山本将典)は、2021年1月から関東の自社物流施設24 拠点から排出される 産業廃棄物の管理業務を本社に一元化し、マニフェスト(産業廃棄物管理票)電子化による法令順守への体制強化や事務作業の効率化を図るとともに、リサイクル率の促進や見える化、回収車両の抑制を実現しました。
今回の取り組みでは、各拠点が個別に実施していた廃棄物処理業者の選定や廃棄物管理業務を本社に一元化。また、廃棄物として処理していた備品類のリユース、各拠点に新たに細分化したリサイクルステーションの設置、従業員に対する分別のレクチャーなど、様々な取り組みを同時に実施することで、リサイクル率を約95%にまで高めました。さらに、管理業務を本社で一括することで今まで各拠点で手配していた廃棄物回収車両を集約し、各拠点間の産業廃棄物のミルクラン回収が可能になりました。これにより使用する車両台数を削減することが可能となり、CO₂排出の抑制にもつながっています。
現在、全国に順次エリア拡大を進めており、2021年度はリサイクル率の向上に加え、廃棄物の総量を前年比で約60トン削減する目標を設定しています。
SGホールディングスグループでは、中期経営計画の重点施策としてSDGs への貢献を掲げ、グループ各社でさまざまな取り組みを行っています。当社は、産業廃棄物のリサイクルを推進することで、「SDGs12:つくる責任つかう責任」の「ターゲット12.5:2030 年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。」を実践し、循環型社会の実現に貢献してまいります。
報道関係お問い合わせ先
- 佐川グローバルロジスティクス株式会社 総務部 広報課
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