sample 検体輸送

検体輸送

検体とは...?

  • 人体から排泄され・採取されたものを検査の対象とするとき、これを「検体」という
  • 検体は、ぬぐい液、血液、組織・細胞そして、糞便・尿・喀痰(たん)などの排泄物など。
  • 患者から検体を採取することは医療行為の為、医療機関で行う。
  • 微生物・寄生虫の有無判定、血液中の物質測定、血液細胞の分類等を行い、最近では遺伝子解析、質量分析などの特殊な技術も検体検査

検体輸送とは

検体輸送とは、人体から採取された血液・細胞など生体試料(検体)を回収し、検査機関へ輸送を行うことです。通常の輸送と異なり、高度な安全性や厳密な温度管理などの専門性が求められます。そのため佐川グローバルロジスティクスでは、検体輸送の専属員のみが回収・輸送を担当。最適な回収方法と輸送経路でお届けします。(検体をはじめ、医薬品、臍帯血などの回収・輸送も行います。)

  • 感染症の疑いのある物質の含まれる検体はお運びできません

医療機関が検体検査を外注出来る理由・検体の輸送

医療機関が診療に著しい影響を与える業務の一つとしての採取後の検体検査は、法律で定められた登録衛生検査期間に外部委託できる。
ある調査によれば、約90%が検体検査を外部機関に委託している。そのために検体を輸送する市場が生まれている。

(引用:医療関連サービス振興会H25度「医療関連サービスの質と受託にかかる価格設定等に関する調査研究」報告書)

検体輸送・保管保有取扱いにおけるカテゴリー(レベル)

カテゴリー A B C
検体種類
エボラウィルス インフルエンザウィルス 純粋な血液
結核菌 日本脳炎ウィルス 検尿検便
エイズ・HIV ポリオ・水疱瘡 唾液
ペスト菌 コレラ菌 細胞
B型肝炎ウィルス コロナウィルス  
検体輸送の割合 1〜2% 98〜99%
国の認可 不要

カテゴリーA:恒久的な障害や生命を侵す様な、あるいは致死的な疾病を引き起こす可能性のある状態で輸送される感染性物質となる。
保有保管及び輸送途上の経路を明確にし申告しなければならない。取扱に際しては、国から認可が必要

カテゴリーB:Aの基準に該当しない感染性物質

カテゴリーC:その他一般の検体
カテゴリーBCに関しては、保有保管及び輸送途上の経路の明確化の申告は不要。
取扱に関しては、認可許可は不要

ご指定の医療機関から検体を回収し、検査ラボまでお届けするサービス
医療機関へは専属の回収員がスーツ姿で引取に伺います。引取では、凍結はドライアイスを、冷蔵は保冷剤を入れた専用の回収BOXを持って引取致します。お客さまの運用を事前に打合せの上、ご対応可能な部分をマニュアルにして回収員へトレーニングを行います。専属員として登録した人材のみで回収担当致します。
ご指定の医療機関から検体を回収し、検査ラボまでお届けするサービスです

さまざまな、お困りごとに。

  • 検体・臍帯血を指定の医療施設から
    納品先の施設に届けたい
    最適な配送方法(チャーター・公共交通機関・航空輸送)を確立し、ご指定の時間帯にて対応致します。

物流課題でお困りの方へ

検体輸送に関する悩みを
お気軽にご相談ください

お問い合わせ電話番号

03-3768-8508

受付時間:9:00 〜 17:00(年中無休)

outline サービス概要

1. オーダーメイドサービス

お客様のご要望にあわせてオーダーメイドで輸送モードを組み立てます。費用や時間、温度など、検体の特性を考慮して輸送いたします。

オーダーメイドサービス

オペレーションセンター

ご要望に応じた最適な回収方法を構築します。

  • 業務の受注窓口
  • 配送方法の検討(最適な輸送手段)
  • 回収員の確認
  • 配送協力会社への指示・管理
  • チャーター便での輸送となりますので、費用は数千円~数万円となります。
  • お問い合わせいただいてから配送まで2~3週間かかります。

2. 検体輸送パック

課題
検体輸送パック(A)
検体輸送パック(B)
資材(アイスボックス)
アイスボックス(温度管理輸送容器)を使用
  • 定温での輸送を行う仕組みを構築
  • 個口配送に対応
  • 三重梱包可能
パッケージ化により資材費のお客様負担を軽減
※当社で購入保有、お客様へレンタル
温度ロガー、アイスBOX、アイスバッテリーの画像

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